私は4年前に知り合いとともに起業し管理部門の役員をしておりました。起業にあたっては知り合いが代表取締役で、横浜市の小顔エステに通う私は管理部門の役員として出資比率は低いですが一応、株を持ち取締役として経営にあたっておりました。経営は最初は手探りですので赤字が続く月も多々あり安定するまでに期間は要しましたが、3年をやるとお金の流れやポイントはつかめてきたので、やがて経営は安定し黒字で推移するようになりました。ですが、その間に経営者との折り合いが徐々に微妙になってきました。熊本で水素ガス吸入療法で治療をしはじめたためメンタルも多少緊張していたのかもしれませんが。出資比率は低いとは言え、株を持っているので私の中では会社の経費は私物化する意識はなかったのですが、経営者は徐々に私物化のスタンスになっていきました。
その理由として、途中で融資を受けたのですが、経営者だけがその連帯保証人になったため、そのことが背景にあったと思わます。とはいえ、私は管理部門として経理も担当していたため、経費の詳細は日々目にします。私が株主でなければどのように経費が使われようが気にしませんが、多少なりとも株主であるという意識があると、目に余る経費の使い方には不満が溜まります。その点を経営者に指摘すると、自分はリスクを負っている、という返答があり、それはそれで反論が出来ません。それであれば、株を持つことをやめようと思い、株は返しました。そうなると、今度は会社に対する責任感や思い入れが希薄になり、徐々に経営者との心の距離が広がっていき結局、その後退職することになりました。この経験により、株の出資比率や融資の連帯保証などに起因する共同経営の難しさを実感しました。